先月31日開催の、奈良市議会 建設企業委員会における山本の質疑で、企業局長に「国交相が緊急点検を要請した奈良県を含む7都府県以外に、自主的に点検に取り組む自治体(市)を紹介」し、奈良市管理の下水道管渠の緊急点検を要望しておりました。
企業局内での協議を経て、口径2,000mm以上の大口径の管路について、市独自の取組として、緊急点検実施することが決まりました!
委員会質疑の様子が、朝日新聞、奈良新聞に掲載されています。
令和7年2月1日(土)奈良新聞

令和7年2月1日(土)朝日新聞(奈良地域面)

質疑では、奈良市下水道総合地震対策事業について、事業内容や事業の推進計画を確認しています。(質問の1から4)
しかし、奈良市下水道総合地震対策事業は大規模地震時による下水道施設の被災した場合を想定した対策事業であることから、です管路の老朽化が原因で起こる事故も考えられ、埼玉県八潮市で起きた道路陥没事案にふれ、今回は下水管の老朽化によるものと報じられていますが、公共施設・設備の老朽化は全国的な課題です。高度経済成長期に整備されたインフラの耐用期限がこれから一気に来ますので、同種の事案が立て続けに発生する可能性を問題定期した上で、奈良市企業局が管理する下水道管の維持管理体制をについて確認しています。(質問の5から7)



奈良市企業局下水道事業課への質疑に対する答弁


これを受けて、大分市は、市が管理する下水道…

質疑で、30 日、国土交通省から同等規模の下水道管を緊急点検するよう全国の自治体に指示が出されたことを受けて、奈良県も直径 2 メートル以上の大きさの下水道管およそ 30 キロを 2 月上旬までに緊急点検することが決まりました。浄化センターにつながる下水道管は、奈良市や大和郡山市、それに天理市など 6 つの市と 8 つの町にまたがっていて、点検対象となる下水道管の詳細な位置についてはこれから調査を行ことが決まった奈良県の対応を紹介し、自主的に下水道管の緊急点検を実施した自治体もの、大阪市・堺市・大分市の事例を紹介した上で、企業局へ「市民の安全安心のため、市管理の下水道管の緊急点検をご検討いただきたい」と要望しました。
※質疑はインターネットの録画中継で確認いただけますし、先に添付した新聞記事でもご確認いただけます。
ここまで、今回の緊急点検の経緯を述べてきましたが、緊急点検は、マンホール内に調査員が入り、土砂の堆積状況や管路の状況などを目視で確認します。期間は令和7年2月12日(水)~2月13日(木)で実施されます。※なお、点検により施設に異状があった場合は、補修などの適切な措置を講じます。最後に、
市民の安全安心な生活のため、緊急点検の必要性にご理解をいただき、今回、緊急点検実施の判断をしていただいた奈良市企業局に感謝申し上げます。